こもれびカフェでの公認心理師による心理カウンセリングは、安心して話しやすい環境のもとで、ストレスに感じていることなどをうかがうとともに、ストレスに効果的に対処していけるように、心理学的な方法で支援するものです。
具体的な支援方法は、ストレスに感じていること、ストレスの強さ、ストレスを強く感じている期間の長さ、ご希望によって異なります。心理カウンセリングというと、お話をじっくり聴くものとイメージするかもしれませんが、それがすべてではありません。
個人をとりまく状況やストレスの強さ、ストレスへの向き合い方は、人それぞれ異なります。このような点を心理学的な視点で見て評価する過程を、心理アセスメントと呼びます。お話をうかがいながら心理アセスメントを進めて、ストレスと向き合う上で大切なポイントを絞り込みます。そして、大切なポイントに少しずつ取り組んでいきます。このような一連の過程を、心理カウンセリングと呼んでいます。私たちが行う心理カウンセリングは、支持的な心理カウンセリング(支持的精神療法)を基本としながら、ストレスの強さに応じて認知行動的な心理カウンセリング(認知行動療法)を加えて統合したものになります。
精神科や心療内科で行われる心理カウンセリングでは、10~15回もしくはそれ以上の回数を、半年から1年以上かけて行われることがあります。治療の一環として行われるもので, 心理療法とも呼ばれます。
私たちが行う心理カウンセリングは、1回から数回のものです。治療の一環として行うものではありません。ストレスに感じていることを話して肩の荷を下ろし、公認心理師と一緒にストレスに対処するヒントを見つけて、自分のペースで少しずつ生活に活かしていくことを目指します。
ストレスを感じて困っている、あるいは、 こころの健康を高めたい方です。
精神科・心療内科・小児科などで精神的な治療を受けている方は対応しかねます。治療中ではなくても、強い精神症状が存在すると考えられる場合には、医療機関の受診をおすすめすることがあります。こもれびカフェの利用歴に関わらず、心理カウンセリングを利用できます。
主な相談内容は以下のとおりです。
仕事(学校)に関わるストレス例:仕事(学校)に行こうとすると不安になる。
人間関係に関わるストレス例:職場(学校)のコミュニケーションが負担で疲れる。
がん患者家族のストレス(サイコオンコロジー・緩和ケア)例:がんがわかり(あるいは進行して)不安である。
大切な人を失くした方のストレス(悲嘆)例:家族を亡くしてから元気が出ない。
実施日時:
平日10~17時
時 間:
初回は60分、2回目以降は1回30分
(いずれも公認心理師が必要と認める場合には時間超過できますが、料金が加算されます)
料 金:
初回¥2,000、2回目以降は1回¥3,000
(いずれも時間を超過した場合、 10分ごとに¥1,000が加算されます)
本ページ内の申込フォームにてお申し込みください。詳細な日時はメールにて調整します。
性 別:
男性
資 格:
公認心理師(国家資格)
臨床心理士(公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会)
所属学会:
日本心理臨床学会
日本サイコオンコロジー学会(がん患者・家族の精神心理)
(日本サイコオンコロジー学会心理職対象研修会アドバンスコースⅡ修了)
略 歴:
臨床心理系大学院修士課程修了
専門学校専任教員(心理学)
教育委員会教育相談室教育相談員(不登校中学生への心理教育的支援)
国立・県立がんセンター心理職(がん患者・家族・職員への精神心理的支援)
現在精神科病院心理職(現在までの臨床経験は20年以上)
専用メールアドレス:komorebishinrisoudan(at)gmail.com
メール送信する場合は、(at)を@に変えて送信ください。